ホーチミン：新型コロナ対策の設備機器調達で価格水増し発覚、被害額は4.5億円 [社会]

（C）tuoitre

　政府監査委員会は23日、ホーチミン市での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に関連する医療機器、消耗品、新型コロナ検査キット、医薬品などの調達についての監査結果を発表した。

　監査結果によると、同市保健局、同市傘下の疾病管制センターおよび公的病院が投資主を務める複数の入札パッケージで、談合による価格水増しの形跡が確認された。違反が発覚した公的病院は、◇トゥーズー病院、◇第1小児科病院、◇第2小児科病院、◇熱帯病病院の4か所。

　国が今回の価格水増しによる被害額は合わせて約800億VND(約4億5000万円)と試算される。なお、政府監査委員会は、監査結果などの書類を公安省に送付し、法律に基づく厳正な処分を与えるべく、捜査を要請した。

このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。