VIETJO - ベトナムニュース 印刷する | ウィンドウを閉じる
[社会]

国内3人目のエムポックス感染者、日本などで最近発見のウイルスと類似

2023/10/03 17:58 JST更新

イメージ画像
イメージ画像
 ホーチミン市保健局は3日、9月下旬に同市熱帯病病院を受診しエムポックス(サル痘)に感染していることが確認された東南部地方ドンナイ省在住の男性(25歳)のウイルスのゲノム解析結果を発表した。

 解析の結果、この患者の病原体は西アフリカ系統群のクレードIIbのC.1系統に属するエムポックスウイルスだったことが確認された。この系統は、日本や韓国、ポルトガルなどで最近発見された新たなエムポックスウイルスの系統と類似している。

 この男性は国内3人目の感染者。ドンナイ省に居住しているが、ホーチミン市で働いており、直近の海外渡航歴はない。

 なお、感染者のエムポックスウイルスのゲノム分析を行うことにより、病原体となるウイルスの起源と流行傾向を把握し、エムポックスの流行の予防につなげることが可能となる。 

[Thanh Nien 12:44 03/10/2023, A]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.


このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

印刷する | ウィンドウを閉じる