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[社会]

ベトナム、15歳以上の男性喫煙率は40% 学生の間で電子たばこが普及

2023/12/18 13:24 JST更新

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 喫煙率低下のために、多くの施策が行われてきたが、ベトナムは依然として世界で喫煙者が最も多い国のグループに含まれており、15歳以上の男性の喫煙率は38.9%に上っている。これは先日、ハノイ市で開かれた「たばこの害予防法」の施行から10年を振り返る会議で、ダオ・ホン・ラン保健相が発表したもの。

 世界保健機関(WHO)によると、肺がんの90%、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の75%は、たばこの使用が起因とされている。ベトナムでは毎年4万人がたばこを原因とする疾患で死亡している。また、レストランやバー、一部の混雑した場所でも受動喫煙のリスクがある。

 ベトナムは「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」を2004年に批准し、2013年には「たばこの害予防法」が施行された。ベトナム人男性の喫煙率は、2010年の47%から2021年には41%まで低下。13~17歳の青少年の喫煙率は、2015~2019年の期間に6%から3%に半減するなど、喫煙率低下に向けた各施策は一定の成果が出ている。

 しかし、ベトナムのたばこ税は非常に低く、他国と比べて非常に安くたばこが手に入るため、若者が気軽にたばこを吸い始める環境があり、喫煙者に禁煙を決意させるだけの動機が作れずにいる。ラン保健相手も、一人当たりの平均所得が向上する中で、たばこが安価であると認めている。

 たばこはどこでも販売されており、十代の若者でも入手が容易。近年は電子たばこや加熱式たばこ、シーシャといった商品も登場し、特に電子たばこは学生の間で急速に普及している。こうした状況は、たばこの害予防に大きな影響を及ぼしており、適切かつ迅速な対応を取らなければ、今後喫煙率が再び増加に転じる可能性もあると懸念されている。 

[Dai Doan Ket 09:16 14/12/2023 U]
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