ホーチミン：街中の運河で「ワニ」捕獲、2kgの幼体　絶滅危惧種 [社会]

　ホーチミン市当局は21日午前10時45分ごろ、ビンフンホア街区(旧ビンタン区)のヌオックデン(Nuoc Den)運河で、市民が発見した体重約2kgのワニを捕獲した。

　ワニが運河を泳いでいる、という通報があったのは20日朝で、複数の市民が数日前から運河に小さなワニがいるのを目撃しており、運河内の土が盛り上がった場所に這い上がるような様子も見られていた。

　通報を受けたビンフンホア街区人民委員会が係を派遣してワニを捜索し、21日午前10時45分ごろに捕獲した。

　捕獲されたワニはその後、ホーチミン市森林警備支局に引き渡された。同支局によると、このワニは体長約79cm、体重約2kgで、絶滅危惧森林動物リストIB類に属する、淡水に棲む「シャムワニ(Crocodylus siamensis)」だという。引き渡し後、ワニは保護・飼育のため、同支局の職員によって移送された。

このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

ホーチミン：街中の運河で「ワニ」捕獲、2kgの幼体 絶滅危惧種

ホーチミン：街中の運河で「ワニ」捕獲、2kgの幼体　絶滅危惧種