タンソンニャット空港、「VNeID」を活用した顔認証で搭乗可能に [社会]

　ホーチミン市警察は26日、公安省傘下の国民データセンターなどの関係機関と連携し、電子身分証明アプリ「VNeID」を活用した本人確認・生体認証ソリューションを、同市タンソンニャット国際空港第3旅客ターミナル(T3)の搭乗手続きに導入した。

　「VNeID」を使ってオンラインチェックインすると、搭乗待合エリアに入る前のゲートで専用スキャナーによる顔認証が利用でき、搭乗券や身分証明書のチェックを受けずとも飛行機に搭乗できる。

　このシステムを利用した男性は、「VNeIDを使えば、以前のように列に並ぶ必要もなく、スマホを見せて顔をスキャンするだけなのでとても便利で、時間の節約にもなる」と話した。

　ホーチミン市警察は今後、搭乗手続きにおけるデジタル技術の活用をさらに拡大していく方針だ。

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