ダナン：大規模な偽造酢工場を摘発、工業用酢酸と地下水で製造 [社会]

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　南中部地方ダナン市で、工業用酢酸を地下水で薄めて「食酢」を大量に偽造していた違法施設が摘発された。同市警察が13日に明らかにした。

　食料・食品・食品添加物の偽造販売の容疑で起訴されたのは、偽造酢工場を営むキエウ・バン・タン容疑者(男・45歳)と妻のブイ・ソン・ハウ容疑者(女・42歳)。タン容疑者は逮捕され、ハウ容疑者は在宅起訴された。

　警察の調べによると、容疑者らは自然発酵ではなく工業用酢酸2Lを地下水100Lで希釈する手法で「食酢」を製造し、 1日あたり1000Lを超える偽造酢を市場に流通させていた。

　工場を捜索した結果、警察は完成した偽造酢2000本超(約2000L)と工業用酢酸20缶(約600L)を押収した。この原料は約3万Lの偽造酢を製造することが可能な量に相当する。

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