[社会]
国連サイバー犯罪条約「ハノイ条約」、72か国が署名式に参加
2025/10/28 06:39 JST更新
) (C)thanhnien |
「国連サイバー犯罪条約」の署名開始式が25日と26日の両日にハノイ市で開催された。同条約は、サイバー犯罪対策のための国際協力を強化し、デジタル上の脅威から社会を守ることを目的としたもので、ハノイ市で署名式が行われることから、通称「ハノイ条約」と呼ばれる。
式典には72か国が参加し、このうち64か国が会場で即日署名した。条約への賛同は世界的な広がりを見せており、アフリカ、アジア太平洋地域、ヨーロッパ、ラテンアメリカの各国が参加した。国連によると、これは過去10年間で最大規模の署名式典の一つだという。
統計によれば、2日間の式典には110か国から約2500人の代表が出席し、さらに約150の国際・地域機関・民間団体、約50の研究機関が参加した。
「国連サイバー犯罪条約」は、2019年に国連が提案したもので、5年間の交渉を経て、2024年12月24日に国連総会で採択された。同条約はサイバー犯罪に関する国連初の条約とされている。
[Thanh Nien 20:59 26/10/2025 / Bo Cong An 26/10/2025,U]
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。