ハノイ：国会議事堂内で国会博物館が開館、国会関連の資料展示 [社会]

　ハノイ市バーディン街区ドックラップ通り1番地(1 Doc Lap, phuong Ba Dinh, TP. Ha Noi)の国会議事堂内で2日、ベトナム国会博物館の開館式が開催された。合わせて、国会開設80周年(1946～2026年)を記念する書籍の発表と記念切手の発行も行われた。

　国会博物館は面積800m2余りで、1000点近くの写真や資料に加え、憲法関連文書や歴代国会議員のバッジ、国会常務委員会の印章など250点の現物資料が展示される。

　出版された書籍は、国会の組織や活動、重要な業績に関する貴重な歴史的資料で、綿密な調査や収集、編集作業を経て完成した。

　チャン・タイン・マン国会議長は、「国会博物館は国会の80年の歴史の全体像を理解する一助となる。1999年の歴史資料室に始まり、2014年に国会伝統資料室となり、現在の国会博物館に成長した」と強調した。

　マン氏は、関係機関や国会議員が資料の寄贈を通じてアーカイブを充実させ、博物館の発展に貢献することを期待すると述べた。

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