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[社会]

ベトナムの中堅企業における女性幹部登用率が増加傾向に

2026/03/12 03:46 JST更新

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 会計関連サービスを提供する太陽グラントソントンは、世界35か国の中堅企業の経営幹部における女性登用率などの調査結果を発表した。ベトナムは前回調査から女性幹部の登用率が増加した国のグループに分類された。

調査の概要とグローバルの傾向

 今回の調査は、2025年7~10月に、非上場企業を中心とする世界35か国の中堅企業経営幹部を対象に実施された。調査結果によると、グローバルでの中堅企業の経営幹部における女性登用率は32.9%となり、前年の34.0%から▲1.1ポイント低下した。グローバルの女性幹部登用率は微減しており、ジェンダー平等の取り組みの推進には継続的な努力が求められている。

 女性幹部登用率が増加したベトナム

 グローバル全体で登用率が低下した一方で、ベトナムは前回調査から女性幹部登用率が増加した16か国のうちの1つとなった。

 同調査のデータでは、女性登用率が増加した国々と低下した国々を比較しており、女性登用率が増加している国々では、その効果として従業員全員が社内で平等に扱われていることを実感している割合が高いことが示された。

 また、顧客、パートナーシップ、投資にとってより魅力的な事業となっていることや、事業がより革新的になったことなどの項目においても、登用率が増加している国々のほうが高い評価をしている。

ジェンダー平等がもたらす事業への効果

 ジェンダー平等の施策に前向きに取り組もうとしている企業ほど、ビジネスが好調であることがうかがえる結果となった。グローバルで新規にジェンダー平等施策の導入を検討している企業のうち、過去12か月で売上高が+5%超伸びた企業は73.0%に達した。

 太陽グラントソントンは、中堅企業の持続的な成長に向けて、女性管理職比率を目標に組み込むことや、意思決定の場に多様な視点を組み込むこと、取り組みを社内外に発信することなどを提言している。

 なお、同社が2024年10~12月に実施した2025年版の調査では、中堅企業の経営幹部における女性登用率について、ベトナムは37.4%で世界9位だった。一方、経営幹部に女性を登用していない中堅企業の割合は1.1%で28位という低い水準を記録していた。対照的に日本は、女性登用率が18.4%で最下位、女性を登用していない企業の割合が32.2%で調査対象国中で最も高いという結果だった。 

[2026年3月6日 太陽グラントソントンニュースリリース A]
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