[社会]
ベトナムワクチン、手足口病ワクチン接種開始 東南アジアで初
2026/09/28 05:59 JST更新
) (C) MidgleyDJ / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0 |
ワクチン事業を手掛ける地場ベトナムワクチン(VNVC)とスイスのバイオ製薬会社であるサブスティファーム・バイオロジクス(Substipharm Biologics)は25日、乳幼児に手足口病を引き起こすエンテロウイルス71(EV71)に対するワクチンの接種を開始した。ベトナムは東南アジアで初めて同ワクチンを導入した。
全国約300か所のVNVCワクチン接種センターで接種が行われ、初日から数万件の予約が入った。
同ワクチンは生後2か月~6歳未満の乳幼児を対象とし、接種回数は年齢に応じて2~3回となる。ベトナムで行われた第3相臨床試験では、重症化や死亡のリスクが高いEV71による手足口病に対し、96.8%の予防効果が確認された。
手足口病は感染後に脳幹を含む中枢神経系に障害を引き起こし、数時間で重症化する恐れがある。ベトナムでは、手足口病により年間9070万USD(約143億円)以上の経済的損失が発生しているとされる。
なお、保健省医薬品管理局は3月、台湾のメディジェン・ワクチン・バイオロジクス(Medigen Vaccine Biologics)が開発した手足口病ワクチン「エンバックジェン(Envacgen)」について、3年間の期限付きで使用を承認した。
ベトナムでは例年、3~5月と9~11月に手足口病が流行のピークを迎え、主に5歳未満の子どもが感染する。2025年には前年比+29%増の10万7000人余りの感染が報告された。
[Dan Tri 10:46 25/09/2026 / Thanh Nien 11:31 25/09/2026 / Tuoi Tre 13:00 25/09/2026, A]
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