オフショア開発企業10社、日本向けコンソーシアムJOVAを設立 [日系]

（Ｃ）JOVA

　ハノイ市を拠点に日本市場向けにシステム開発のアウトソーシングを行う情報技術(IT)ベンチャー企業10社は8日、共同でコンソーシアム(企業共同体)「JO・ベンチャーズ協会（Japan Outsourcing Ventures Association –JOVA）」を設立した。同協会は、ベトナムにおける日本向けオフショア開発の最適化、技術力向上などを目的とする共同プロジェクトを展開していく。　このコンソーシアムに参加する企業は、◇リッケイソフト、◇ニューウィンドソフト、◇Vネクスト、◇NTQソリューション、◇NAL、◇オミネクスト、◇VSII、◇セタ・インターナショナル、◇BIP、◇2NFの10社。各社の要員数を合計すると約315人の規模となる。　同協会は日本企業からの問い合わせ窓口を◇セタ・インターナショナル内(東京都品川区)、◇セタ：CINQベトナム内(ハノイ市)、◇リッケイソフト内？(ハノイ市)の3か所に設置し、日本からのオフショア開発需要に対応する。　今後は、◇エンジニアの各種スキルアップ研修、◇各種開発コースのコーディング基準、品質管理基準の設定、◇日本市場向け試験用デバイスの企業間共有、◇日本でのセミナー、展示会の共同開発及び出展、◇視察ツアーの開催などを、個々の企業の枠組みを超えて実施していく。

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