[経済]
ナイキ・スニーカーの生産シェア、ベトナムが4割超に
2012/07/31 13:44 JST更新
) (C)Vietnam plus,AP |
UPI通信社によると、米スポーツ用品大手ナイキはベトナムの加工工場でのスニーカー生産を拡大しており、世界に展開している同社工場の生産量の国別シェアは、ベトナムが41%を占めている。26日付ベトナムプラスが報じた。
ナイキは中国とインドネシアからベトナムに生産の比重を移しており、現在中国は32%、インドネシアは25%までシェアを下げた。残りの2%はアルゼンチン、ブラジル、インド、メキシコとなっている。
こうした動きの原因は中国の人件費が高騰しており、平均賃金がこの2年で22%も上昇したことにある。北京では月199ドル(約1万5600円)、深センでは同238ドル(約1万8700円)となった。
米国の各シューズメーカーは米政府に対し、環太平洋経済連携協定(TPP)の各国との交渉で、外国製シューズに対する米国の輸入税率を低くするよう働き掛けている。ナイキもその中の1社で、その方が米国の消費者に利益になると主張している。
[Vietnam plus,26/07/2012 | 16:20:00,O ]
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。