ジャパンパイル、越最大手ファンブー社に5％出資 [日系]

　基礎工事のジャパンパイル（東京都中央区）は7月30日、ベトナム最大のコンクリートパイル製造・施工会社ファンブー・インベストメント社の株式5％を取得したと発表した。今後8月末をめどに両社の間で業務提携・技術提携を締結する予定だ。　ジャパンパイルはファンブー社が新規に発行する75万株を総額300億ドン（約140万円）で買い取ることにより、持ち株比率を5％とし筆頭株主となった（ファンブー社の会長・副会長を除く）。　今回の資本提携の狙いは、ベトナムに進出する日系企業の基礎工事に技術的サポートを行うこと、同社が開発した「節杭」をベトナムで普及することの2つ。節杭は杭周に一定間隔で突起を付けた杭で、主に摩擦杭として使用される。ベトナムのような軟弱地盤の多い地域では、節杭に代表される摩擦杭の使用が最も経済的だという。

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