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Quang Binh省は2003年世界文化遺産に認定されたPhong Nha-Ke Bang国立公園に100億ドン(約7100万円)を投じ同国立公園の観光開発案作成を行うと発表した。同省人民委員会のPhan Lam Phuong委員長は外国人専門家を招聘し同国立公園全体のゾーンマップ作成を行いエコツーリズム観光区としてのマスタープランを完成させると述べた。 さらにPhuong委員長は同公園を魅力的にすることは当然だが環境破壊は最小限に抑えなければならないとして、観光施設と周辺環境の調和を重視しながら同国立公園の一部を観光向け施設として開発するとした。 同省ではこれまで同国立公園に関する具体的な全体計画案を作成できなかったため、貴重な世界文化遺産を活かせずにいたが、今回の外国人専門家招聘案で観光地としての活路を見出し地域経済活性化に結び付けたい構えだ。 ---Phong Nha-Ke Bang(フォンニャーケバン)国立公園: 2003年7月3日世界文化遺産に認定された国立公園。中部地方にあるフエから北西に約100キロ、クアンビン(Quang Binh)省に位置し最大幅は60km、面積は約8万haに及びラオス国境まで続いている。 フォンニャ−ケバン国立公園は特にその地質に注目されており約4億年前の地層が確認できことから海外から専門家も数多く調査に訪れている。さらに熱帯雨林に覆われた同国立公園ではこれまでに1217種類の動物が確認されており(2004年10月現在)、その中に多くの絶滅危惧種も含まれている自然動物の宝庫である。
[VIETJO ベトナムニュース、参考:Saigon Times]
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