ブリヂストン、ビンズオン省にリトレッドタイヤ工場を竣工 [日系]

（Ｃ）CTV/Vietnam+

　ブリヂストングループ傘下のブリヂストンベトナム有限会社は11日、東南部ビンズオン省の第3ミーフオック工業団地でブリジヂストン･バンダグリトレッドタイヤ工場の落成式を開催した。12日付ベトナムプラスが報じた。　ブリヂストングループは2007年5月よりリトレッド業界のリーディングカンパニーである米国バンダグをグループに迎え入れている。リトレッドタイヤとは、タイヤ表面を削り、その上に新しいゴムを貼り付けて再利用するもので、省資源に貢献し、環境にも優しいといった利点があり、安全性も確保されている。また、ブリヂストンの調査によると、同社のリトレッドタイヤは新品タイヤに比べ約35％のコスト削減となるという。　ブリヂストングループはアジア太平洋地域13か国で60の工場を建設しており、ベトナムではこれが初めての工場となる。新工場ではバンダグ社の最新のタイヤ再生技術を採用し、トラック・バス用の再生タイヤ市場に参入する。

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