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[日系]

2018~2020年度の訪日プロモーション、「憧れの日本を体験する旅」をテーマに

2018/04/02 06:07 JST更新

(C) vietnamplus
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 日本の観光庁および日本政府観光局(JNTO)は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて高まる日本への注目を最大限に活用すべく、2018年度よりプロモーション方針を3か年に変更し、「2018~2020年度訪日プロモーション方針」を策定した。

 ベトナム市場の基本方針として、旅行会社を通じた訪日旅行手配率(2017年:58%)を踏まえて、魅力的な訪日旅行商品の造成を促進する。また、未訪日層の開拓として認知度の向上や廉価な商品を持つ競合国との差別化を図る。このほか、JNTO事務所による現地ネットワーク形成・ニーズ把握をさらに強化する。

 高・中所得層の40~50代のターゲットには旅行会社や航空会社などを活用したアプローチを、高・中所得層の20~30代のターゲットにはウェブサイトやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用したアプローチを行う。いずれも「憧れの日本を体験する旅」を訴求テーマとし、自然景観(桜・紅葉・雪)、日本文化体験、日本食、ショッピングなどを体験してもらう。

 今後は、観光関連団体と連携して新鮮な情報発信を行うほか、イベントや即売会で「日本でしか味わえない魅力」をPRし、またウェブサイトやSNS、著名人を活用した情報発信を行っていく。

 2017年の訪日ベトナム人数は前年比+32.1%増の30万8900人に達し、初めて年計で30万人を超えて過去最高を記録した。通年の前年比の伸び率を国・地域別で見ると、ベトナム(+32.1%増)はロシア(+40.8%増)と韓国(+40.3%増)に続いて上位20か国・地域で3位、ASEAN地域では1位に立っている。 

[2018年3月29日 観光庁報道発表 A]
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