フォーブス誌選出「ベトナムの最も美しいビーチトップ10」 [観光]

　米系経済誌フォーブス・ベトナム(Forbes Vietnam)はこのほど、「ベトナムの最も美しいビーチトップ10」を発表した。

　詳細は以下の通り。

◇コンダオ島(東南部地方バリア・ブンタウ省)

　コンダオ島はベトナム南部の海岸にある16の島から成り、美しい自然の景観と重要な史跡もあって国内外の観光客を魅了している。開発が進みつつあるコンダオ島は近年、観光客にとって素晴らしいリゾート地となっている。コンダオ島で人気のあるビーチとしては、ダムチャウ(Dam Trau)ビーチ、ニャット(Nhat)ビーチなどがある。

◇ハロン湾(東北部地方クアンニン省)

　国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産にも登録されているハロン湾は、石灰岩の露頭と壮観な自然の風景を持つベトナム観光のハイライトの一つ。人気のあるビーチはチャイ(Chay)ビーチ。

◇フーコック島(メコンデルタ地方キエンザン省)

　リゾート開発が進むフーコック島は、広大な美しいビーチと高級リゾートを有する。中でも美しいビーチの一つはサオ(Sao)ビーチ。

◇ダナン市(南中部沿岸地方ダナン市)

　ダナン市で一番有名なビーチのミーケー(My Khe)ビーチは2006年にフォーブスにより「世界で最も魅力的なビーチの一つ」に選ばれた。同市の代表的な観光地としては、ソンチャー(Son Tra)半島、グーハインソン山(Ngu Hanh Son：五行山)、バーナーヒルズ、ハイバン峠などがある。

◇ニャチャン市(南中部沿岸地方カインホア省)

　ニャチャンは、ベトナムのビーチリゾートの代名詞的存在で、国内で最も美しいビーチを持つ場所の一つ。ここには、手入れの行き届いた美しいビーチや島々がまだ残されている。ビーチのほかにも、ポーナガルの滝、ニンバン湾、バンフォン湾などの有名な観光名所がある。

◇ムイネー(南中部沿岸地方ビントゥアン省ファンティエット市)

　隣のニャチャンと比べるとやや見劣りする印象だが、漁村訪問や地元住民から「砂漠」と呼ばれる広大な砂丘ツアーは、ベトナム観光の中でも有名なアクティビティの一つ。新鮮なシーフードも魅力だ。

◇リーソン島(南中部沿岸地方クアンガイ省)

　リーソン島は「ベトナムの済州島」と呼ばれる。穏やかで詩的な風景や雄大な溶岩壁、手付かずのままのビーチが訪問者を魅了している。また、ハン(Hang)寺、ドゥック(Duc)寺、ホアンサ・チュオンサ海兵隊歴史遺跡などの有名な観光名所もある。

◇ホイアン市(南中部沿岸地方クアンナム省)

　国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されているホイアンの旧市街地が世界的に有名だが、ホイアンでは、3本の大きな川が合流するクアダイ河口の左岸にあるクアダイ(Cua Dai)ビーチを訪れることができる。

◇ホーコックビーチ(東南部地方バリア・ブンタウ省)

　ホーコック(Ho Coc)ビーチはホーチミン市から175km離れた場所に位置し、多くの観光客にとってまだ馴染みの薄い、これから発展が見込まれる観光地だ。静かでのんびりとしたビーチを望むなら理想的な場所だろう。

◇ゾックレットビーチ(南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市)

　こちらもまだ有名ではない穴場のビーチ。ニャチャン郊外にあるゾックレット(Doc Let)ビーチは、ニャチャンほど開発が進んでおらず、より多くの自然の風景を楽しみたい人にとって理想的なビーチだ。

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