インターコンチ、地場アルファナムとホテル開発で提携 [経済]

　英インターコンチネンタルホテルズグループ(InterContinental Hotels Group＝IHG)はこのほど、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)に出席するため英国を訪問していたファム・ミン・チン首相の立会いのもと、地場系コングロマリット(複合企業)アルファナムグループ(Alphanam Group)との間で、ベトナムでの国際ブランドホテル開発に関する覚書を締結した。

　これにより、両社は展開中のプロジェクトの進捗を加速させるほか、西北部地方ラオカイ省や同イエンバイ省で観光名所や体験観光などに関連するリゾート案件を開発する。

　アルファナムグループがラオカイ省サパで展開中のムオンホア文化公園案件(面積83ha)では、「インターコンチネンタル・リゾート・サパ(InterContinental Resort Sapa)」と「ホリデイ・イン・リゾート・サパ(Holiday Inn Resort Sapa)のホテル2軒、計475室を建設する。

　IHGはホテル運営世界大手で、「インターコンチネンタル」、「クラウンプラザ」、「ホリデイ・イン」、「ホリデイ・イン・エキスプレス」、「インディゴ」などのブランドで5900軒以上のホテルを展開している。

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