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[観光]

フエ:チュオンティエン橋、阮朝時代の輝きが30年ぶりに復活

2026/09/26 10:39 JST更新

(C) VnExpress
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 北中部地方フエ市の象徴ともいえるチュオンティエン(Trường Tiền)橋の塗り替え作業が完了した。30年以上にわたりくすんだ白色に塗られていた同橋は、阮(グエン)朝(1802~1945年)時代と同じ銀色の輝きを取り戻した。

 同橋では、フエ市文化スポーツ観光局の提案や文化研究者らの意見を踏まえ、中部道路プロジェクト管理委員会が6月初旬から鋼構造の補修・保全とともに塗り替えを実施していた。

 塗装の完了から約3か月が経過した現在、フオン(Hương)川南岸の橋脚付近は記念撮影に訪れる市民や観光客で賑わっている。特に、花を咲かせたホウオウボク(カエンジュ)の古木越しに橋の全景を撮影できるスポットが人気を集めているほか、橋上の歩道を散策しながらフオン川と塗り替えられた橋の景観を楽しむ人の姿も見られる。

 チュオンティエン橋は、1897年に阮朝第10代皇帝タインタイ(成泰)帝(在位1889~1907年)のもとで着工され、フランスのエッフェル社(Eiffel)が施工を担当し、1899年に完成した。

 全長401m、幅6.2mで、半月形の鋼トラス桁6基で構成される。阮朝最後の皇帝バオダイ(保大)帝(在位1926~1945年)の治世下の1937年には、両側に自転車・歩行者用通路と展望バルコニーが増設された。

 また、2017年には、1991~1995年の修復時に見落とされていた半六角形の展望バルコニー10か所(長さ7m、幅1.25m)がバオダイ帝時代の様式に基づいて復元された。

 完成以来、3回の崩壊に見舞われながらも、同橋は今もなお市民の生活に不可欠な橋として親しまれている。

 今回の塗り替えで阮朝時代の銀色が再現されたものの、1995年の修復時に誤って設置された「チャンティエン橋(Cầu Tràng Tiền)」の銘板は撤去されないままとなっており、数十年にわたり「チュオンティエン」と「チャンティエン」の2つの名称が併用されている。 

[VnExpress 07:30 22/09/2026, A]
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