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[コラム]

【第13回】少数民族チャム族のユニークな文化と、ニントゥアン省の豊かな観光資源【VIETJO LIFEコラム:ベトナム・フェアトレードの旅】

2019/09/16 12:00 JST更新


small>(本記事は、2019年9月9日付け「VIETJO LIFE」で配信されたものです。)

こんにちは、青年海外協力隊の山田邦永(やまだくにはる)です。2017年10月より、ベトナムの非政府組織(NGO) VIRI でハノイを拠点に 活動 しています。

ニャチャンの玄関口である カムラン国際空港 から南へ70 km、中南部沿岸地方 ニントゥアン省 にあるバウチュック村で、現在VIRIは、コミュニティ・ベースド・ツーリズムを展開するプロジェクトを進めています。本プロジェクトに関して、本コラムで全2回に分けて紹介します。 前回の1回目 では、バウチュック村の陶芸の魅力を紹介しました。今回の2回目では、バウチュック村の文化及び周辺の観光資源を紹介します。



少数民族チャム族のユニークな文化

バウチュック村のあるニントゥアン省には、ベトナムに住む少数民族チャム族の約50%が住んでいます。

チャム族の伝統的な音楽と舞踊

チャム族にとって伝統的な音楽と舞踊のパフォーマンスは、チャム族の認識を反映し、感情や美意識を表現し、宗教生活とその実践において重要な役割を果たしています。このパフォーマンスには以下の3種類の重要な楽器が使われます。これら3種類の楽器で1人の人間を表しています。

● ギナン(Ghi Năng) という両面の太鼓は1対で使われ、人間の両脚を表す
● パラヌン(Pa Ra Nưng) という片面の太鼓は、人間の体と同時に内面を表す
● サラナイ(Xa Ra Nai) という縦笛は、人間の頭を表す




チャム族独自のチャム語とチャム暦

チャム族はベトナム語の他にチャム語を使っています。バウチュック村の看板は主にベトナム語で表記されますが、チャム語や英語も見られます。また、チャム族独自のチャム暦(チャム語でSakawiと呼ばれる)を使っています。西暦の9月末〜10月末にチャム暦の7月1日があり、この日は最も大規模な祭礼であるカテ祭が執り行われます。




本文の続きはこちら → VIETJO LIFE「【第13回】少数民族チャム族のユニークな文化と、ニントゥアン省の豊かな観光資源
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