ホーチミン市と東南部地方ビンズオン省、同バリア・ブンタウ省の3省・市のトップらは15日、バリア・ブンタウ省スエンモック郡(huyen Xuyen Moc)で行われた複合観光施設案件「ザ・グランド・ホーチャム(The Grand Ho Tram)」の新たな区画(面積35ha)の着工式に出席した。

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　この新区画は国内外の企業による合弁事業で、投資総額は10億USD(約1460億円)となる。5つ星ホテルやリゾートヴィラ、カジノ、国際会議・展示センターなどを含み、宿泊施設は6000室を超える規模となる。

　「ザ・グランド・ホーチャム」は面積164ha、投資総額は40億USD(約5800億円)に上り、一部の施設はすでに営業を開始している。

　同案件に関連し、政府は関連機関に対し、ホーチミン～ロンタイン～ザウザイ間高速道路に接続するロンタイン～ホーチャム間高速道路案件を、今年の建国記念日(9月2日)に合わせて着工すべく、準備を進めるよう指示した。

　この高速道路は、バリア・ブンタウ省の沿岸部と、東南部地方ドンナイ省で建設中のロンタイン国際空港を結ぶ交通インフラとして、地域の観光・サービス・経済発展を後押しすることが期待されている。

　なお、バリア・ブンタウ省とビンズオン省は年内にホーチミン市に合併される予定だ。