ホーチミン市1区グエンクーチン街区(phuong Nguyen Cu Trinh)グエンチャイ(Nguyen Trai)通りにあるコンビニエンスストア「サークルK(Circle K)」で9日午後11時ごろに強盗事件が発生し、英国人の男が強盗容疑で逮捕された。

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　逮捕されたのは、アブレット・ジョン・デイビッド(Ablett John David)容疑者(男・44歳)。デイビット容疑者は2019年6月4日にベトナムへ入国し、同年6月30日にビザの期限が切れたにもかかわらず、7か月以上にわたりベトナムに不法滞在していた。

　同容疑者は事件当日、全長20cmのナイフを手にしてコンビニに押し入り、レジ担当のL・T・M・Lさん(女性・25歳、1区在住)にナイフを向けて脅迫し、レジ内の現金を取り出させた。

　同容疑者はコンビニで現金260万VND(約1万2400円)を奪った後、ファングーラオ街区(phuong Pham Ngu Lao)方面に向かって逃走したが、Lさんからの通報を受け追跡してきた警察官によってファングーラオ(Pham Ngu Lao)通りとドークアンダウ(Do Quang Dau)通りの交差点の近くで逮捕された。

　このところ、大都市などで外国人による犯罪が増えている。これに先立つ1月にも、ホーチミン市3区の英語センターでオーストラリア人の男(49歳)がスタッフを脅迫し1億5000万VND(約72万円)を奪う事件が発生している。容疑者は事件直後に身柄を拘束され警察に引き渡された。