ホーチミン:新型コロナ禍の飲食店、大幅赤字でも営業継続

2021/05/17 15:36 JST配信

 ホーチミン市ゴーバップ区のファムバンドン通りには多くの飲食店が並んでいる。通常なら午後6時には大勢の客でにぎやかなはずだが、どの店も従業員とせいぜい1~2つのテーブルに客がいるだけだ。市が市民らに、人の集中を避けて飲食店ではテイクアウトするよう奨励してから、馴染みの光景になっている。

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 同通りの飲食店「123-Zo.vn」は、最大で700人の収容力がある。テーブルの間隔を3m空けて配置し、規定を超える人数の宴会の予約を断るなど、新型コロナウイルスの感染防止に配慮しているが、客足は止まったままだ。店長のグエン・ト・ズンさんによると、従業員に休暇を取らせて通常の半分にしているが、テト(旧正月)からこれまでに約80億VND(約3810万円)の赤字が出ているという。ズンさんは「閉店してしまえば、店のブランドが消え、従業員も仕事を失ってしまう。今は赤字に耐えるだけ」と話した。

 ビンタイン区の飲食店「ZooZoo」は収容力約300人の店だが、今は1つのスペースにつき30人以下に制限している。店長のチャン・キム・シンさんによると、客も自発的に距離を取るようになり、1つのテーブルには4~5人しか座らないという。「新型コロナ禍でも家賃や水道光熱費、食材費は変わらず、収入が減っただけ。テト以降の赤字は3億VND(約143万円)。第4波の襲来で、さらに赤字が膨らみそう」と悲観的な見方を示した。

 

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