ホーチミン:化学品倉庫火災で深刻な汚染、住民160世帯に影響

2022/07/15 05:44 JST配信

 ホーチミン市ビンチャイン郡レミンスアン村チャンダイギア(Tran Dai Nghia)通りにある某飼料会社の化学品倉庫で9日深夜に火災が発生し、5日が経った14日午前の時点でも建物から悪臭を放つ有毒な煙が出ていた。

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 面積約1000m2の化学品倉庫では、エビや魚の養殖場の清掃に使われる石灰や、粉末塩素などが保管されていた。消防隊は通報を受けて現場に駆けつけたが、燃えたのが化学品だったことで消火に数日を要し、13日午後になってようやく火を消し止めた。消防隊はその後も現場で監視を続け、警戒を強めている。

 数日間にわたり続いたこの化学品倉庫の火災は深刻な環境汚染を引き起こし、周辺に住む約160世帯が影響を受けている。その多くが家を離れて貸し部屋やホテルなどを借りて生活しなければならない状況だ。

 有毒な煙や粉じんにより、多くの金属製の器具や家具が錆びて損傷したほか、住民が飼育していた鶏やアヒル、犬が煙を吸い込んで死亡、また観賞魚も死亡し、樹木や稲作地、野菜農園など合わせて約4haも枯れてしまった。

 地元住民によると、火災で火傷を負った人や健康被害が出ている人もおり、「元の生活に戻れるまでにどのくらいの時間がかかるかわからない」と不安を語った。

 なお、同村人民委員会は、損害賠償や支援策の策定のために被害状況の確認を進めている。

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