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　ベトナムで総合病院「メドラテック(Medlatec)」を運営するMEDグループ(MED Group)はこのほど、カンボジアの首都プノンペンのミエンチェイ区で医療施設「メドラテック・カンボジア(Medlatec Cambodia)」の開所式を開催した。式典には、グエン・フイ・タン駐カンボジア・ベトナム大使やMEDグループの幹部、カンボジア保健省の要人などが参加した。

(C) nhandan

　メドラテック・カンボジアは、血液学や腫瘍、遺伝、心臓、伝染病などの専門分野で基礎的なものから高度なものまで2000件余りの検査に対応できる能力を備え、臨床検査室の国際基準「ISO 15189:2012」と「国際臨床検査成績評価プログラム(CAP)」の認証を取得している。これらの国際基準を満たすことにより、検査結果はベトナムをはじめ米国や日本、韓国、オーストラリアなど世界の90か国余りの主要な病院に受け入れられるという。

　MEDグループのグエン・チー・アイン社長は式典で、メドラテック・カンボジアの開所は同社の海外事業拡大における最初の一歩だとし、「カンボジアで日増しに発展する医学に少しでも貢献したい」と述べた。

　プノンペン市保健局のケオ・ビボル副局長は、カンボジアとベトナムの保健当局の長年にわたる緊密かつ効果的な協力の成果に喜びを表明した。