紅河デルタ地方フンイエン省キエンスオン村(xã Kiến Xương)在住の自営業ファム・フウ・クアンさん(男性・30歳)は、妹とともに同省内の橋の欄干に救命胴衣を設置する活動を行っている。水難救助中に軍人が殉職した事故を受け、自費で200着の救命胴衣を購入し、「救命用です。盗まないでください」とのメッセージを添えて省内各地の橋に設置している。
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きっかけとなったのは、ベトナム人民軍のチャン・バン・トゥン少佐(男性・39歳、同省ブートゥー村=xã Vũ Thư出身)が、バイクで同省のボー橋を走行中、川に飛び込んだ男性を救助しようとして殉職した出来事だ。
クアンさんは、橋の上に救命具があらかじめ用意されていれば、救えた命があったのではないかと考え、行動を起こした。これまでにボー橋やタイビン橋、ビン橋、タンデ橋などに設置を完了しており、地方当局の許可を得ながら設置場所を順次拡大している。
クアンさんは、川での滑落事故だけでなく自殺防止や事故防止への思いも込めており、追い詰められた人々に一歩踏みとどまって支援を求めるよう呼びかけている。救命胴衣が実際に使われないことが一番の望みだとしつつも、万が一の事故の際に大切な命を守る備えとして活動を続けている。








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