フーコック・エクスプレス社(Phu Quoc Express)のグー・ティ・ジエウ・ビン副社長は7月29日、ダナン(南中部沿岸地方)~リーソン島(同クアンガイ省)を結ぶ双胴高速船について、この夏で一時運休することを明らかにした。利用客の少なさと天候の悪さが理由とされている。
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同路線は今年4月に運航を開始。ダナン市のハン川からリーソン島までを結ぶ同路線では、ヨーロッパの基準を満たした最新の双胴高速船を使用。船体は全長44.7m、定員は約600人。所要時間は150分。
ビン副社長によると、以前は1回の運航で定員の600人を乗せていたが、現在の利用客は平均100人程度まで落ち込んでいる。多額の燃費もかかるため、観光需要の回復を待つ間、同路線を一時運休する。
また、同社は運航ルートの調整を提案しており、これが認められれば、所要時間を数十分短縮でき、利用客の負担を減らすことが可能だという。