Tokyo SME Support Center は、11月7日(水)～9日(金)の3日間、ホーチミン市で開催されるベトナム最大級の水処理業界展示会「Viet Water 2018」に東京パビリオンを出展する。同社は50年以上の業歴がある首都・東京都における最大級の中小企業支援機関である。今年6月には都内中小企業がベトナムにビジネス展開する際の企業相談窓口である「サポートデスクベトナム」をホーチミン市にオープンした。

　昨年に引き続き２年連続の出展となる同パビリオンでは、水処理業界等で活用されている東京のエクセレントカンパニーが８社参加する。これらの企業はベトナム水処理技術の向上等に貢献できる製品・技術を有しており、今回の展示会をきっかけとしてベトナム企業との Win-Win かつ Long-term の関係が構築されることが期待される。

この８社の製品を使うメリットや効果が記載されたカタログが同社のフェイスブックページより発信されている。FBページはこちらから

　同パビリオン出展企業の内の１社であるフナテック株式会社は紫外線殺菌装置等を製造しているメーカーだ。食品工場等の液糖タンク殺菌用から、純水・超純水・工業用水、温泉水の殺菌用までラインナップは幅広い。コンパクトなサイズながら、他社製に比べ高出力かつ高い信頼性があることが特徴となっており、既に日本国内では大きな市場シェアを有している。ASEANへは日本からのプロジェクト経由での納入実績はあるが、展示会としては初めての出展となる。ベトナムで工場等の新規顧客やディストリビューターの開拓を目指している。

　
　続いて、昨年から引き続きの出展となる研電社は、自社特許技術を用いた楕円板型固液分離装置「SLIT SAVER」を製造・販売している。食品・水産加工や畜産（養豚）における糞尿等の廃液処理システムに組み込まれる製品であり、既存の脱水機に比べ小型で処理能力が高いこと、洗浄が不要でメンテナンスフリーであることが特徴。すでにベトナムをはじめとしたASEANでの実績があり、更なる飛躍を目指しての出展となっている。

　
　このような優れた技術を有する東京のエクセレントカンパニーが一堂に会する東京パビリオン。「Viet Water 2018」は11月7日(水)～9日(金)の3日間、ホーチミン市SECCで開催される。

(東京パビリオン：HALL A2 I27～36配置)