ロンハウ工業団地、入居率85%に―新工場の建設も活況

2017/03/14 JST配信

 メコンデルタ地方ロンアン省のロンハウ工業団地(LHC)では、2006年の稼動開始から10年間で入居企業数が160社、第1期および第2期の入居率が85%に達し、現在も入居企業の新工場や倉庫の建設が活況を呈している。

 同工業団地では現在、T&Sロンハウ社(T&S Long Hau)の工場やホアンドゥック医薬品・医療設備社(Hoang Duc Pharmaceutical & Medical Supplies)の保管・流通倉庫、チュオンフワビナ社(Choung Hwa Vina)の工場、フオックティン製紙社(Phuoc Thinh Paper)の工場など、20件を超える工事が進められている。

 同工業団地は、完備されたインフラだけでなく、投資許可申請および建設許可申請や営業登録、法律上のサポート、人材募集といった各種サービスも提供しており、入居企業からも信頼を集めている。

 現在、同工業団地の付近ではベンルック(ロンアン省)~ロンタイン(東南部地方ドンナイ省)間高速道路案件も進んでいる。同案件が完成すれば、同工業団地の位置するロンアン省とホーチミン市の間をはじめ、南部各地域の移動距離が短縮されるため、更なる物流の効率化が期待されている。

 なお、国内外からの投資需要の高まりに対応すべく、ロンハウ工業団地は2016年に第3期拡張プロジェクトに着手した。第3期は同工業団地に隣接する敷地123haを開発するもので、工業用地のほか、住宅用地18haの開発も行っている。
 

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