中部トゥアティエン・フエ省チャンマイ・ランコー経済区の石油港に21日、ディーゼル油4000立方メートルを積載したタンカーが入港した。同港が石油港・石油貯蔵施設として正式に開港して以来、最初の受け入れとなる。
この施設は、ベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)傘下のベトナム石油総公社(PVオイル)が投資主体となり、約525億ドン(約3億4000万円)を投じて建設したもの。港の供用開始により、石油の陸上輸送コストが削減できると期待されている。来年南中部クアンガイ省のズンクアット製油所が操業を開始すれば、同製油所の石油製品を受け入れ各地方へ流通させる中継地となる。