ベトナム自動車工業会(VAMA)はこのほど、エタノール混合ガソリン(ガソホールE5)を輸入・販売する石化・バイオ燃料株式会社(PVB)と関連省庁に対し、ガソホールE5に関する技術基準の策定・公布と、品質検査の実施を提案する文書を送付した。VAMAは、今回ベトナム市場で初めて販売されるガソホールE5には技術基準がまだないため品質に関して疑問が残ると指摘。また、ベトナムでは古い車が非常に多いため、実際の車両を使用して走行に支障がないか試験を行う必要があるとしている。
ガソホールE5は15日からハノイ市内の2カ所のガソリンスタンドで試験的に販売が開始されている。10月にはホーチミン市でも販売される予定。