メコンデルタ地方カントー市計画投資局はこのほど、カントー製油所建設案件の投資主体であるカントー製油所社から敷地面積の削減と総投資額の減額の申請を受けたと明らかにした。それによると、敷地面積は250ヘクタールから200ヘクタールに、総投資額は5億3800万米ドル(約480億円)から2億米ドル(約180億円)へと大幅に縮小される。
専門家らは、投資額2億米ドル規模では当初予定されていた関連施設の建設は難しく、製油所だけの建設になる可能性が高いとコメントしている。同案件は今年5月にカントー市人民委員会から投資認可を取得。着工は2010年末または2011年初頭が予定されている。