ベトナム商工会議所(PCCI)はこのほど、「省別競争力指数(PCI)2009年版」を発表した。中部ダナン市が昨年に引き続きトップの座を守った。2位は東南部ビンズオン省、3位は北部ラオカイ省。市域拡大後のハノイ市は2つ順位を落とし33位、ホーチミン市は3ランク下落し16位だった。
PCIは今回から9つの分野(前回までは10分野)の評価を指数化して算出されている。今回改善された分野は「市場への参入(事業登録手続きにかかる時間や費用)」、「行政手続き時間」など5分野で、逆に評価の下がった分野は「明白性」、「非公式な費用」、「地方政府の活発性」の3分野だった。この調査には9890社が参加した。