ヨーロッパ商工会議所(EUROCHAM)は9日、ヨーロッパ企業200社を対象に「2011年第2四半期のベトナム企業景況感指数(BCI)」の調査を行った。その結果、BCIは第1四半期の79ポイントから70ポイントに下落した。9日付ベトストックが報じた。
下落した主な原因は高インフレで、調査対象の内144社が2011年のインフレ上昇率を10%以上と予想した。また、国内総生産(GDP)成長率が6%を下回ると予想した企業が前回調査の52社から106社に増加した。
経営面については、102社の企業が「優秀」或いは「良」と評価し、102社が2011年中にベトナムへの投資を強化、52社が投資計画を維持すると回答した。