ベトナム国家銀行(中央銀行)のグエン・バン・ビン総裁とアジア開発銀行(ADB)在ベトナム事務所の木村知之所長は17日、貧困削減プログラム向けに総額2480万ドル(約19億円)の融資協定を締結した。17日付カフェエフが報じた。
今回の資金は、ベトナムの貧困削減および社会経済開発計画の実現に向けて必要な各種政策の調整に使用される見込み。
なお、ベトナムの貧困率は2006年が15.5%だったのに対し、2010年には9.5%と大きく減少している。しかし、山岳地帯に住む少数民族の貧困率は2009年時点でも50%以上という高い貧困率となっている。