ホーチミン市人材需要予測・労働市場情報センターは、同市の3月の雇用需要は3万5000人との予測を示した。この内、単純労働者に対する需要が約50%となる見通しで、前年同月の70%を下回ると見ている。24日付カフェエフが報じた。
同センターは、単純労働者の雇用需要減少の理由として、生産企業各社が労働生産性を高めるため、熟練労働者の雇用割合を拡大させており、特別な技能や経験を必要としない単純労働者の割合を抑える方向へシフトしていることなどを挙げている。
なお、同市では失業保険申請件数が急増しており、この内、30%は再就職が厳しい状況にあるという。