ベトナム経済研究所と独コンラート・アデナウアー財団は3日、ハノイ市にて「公共債務及び国営企業構造改革」と題されたシンポジウムを共催した。3日付DVTが報じた。
財政省のブー・ディン・アイン博士は、「ベトナムの公共債務はこれまで増加の一途を辿っており、対国内総生産(GDP)公共債務比率は2007年の 33.8%から2011年末時点で54.6%まで上昇した。公共債務比率は今後も上昇し続け、2015年には60.0~65.0%の高い水準になる見通しである」とコメントした。
なお、公共債務の構成として圧倒的な割合を占める政府部門債務も急増傾向にある。