中部ダナン市のカインソンごみ処理場は、プラスチックごみを石油燃料に変える装置の稼働を開始した。こうした装置が設置されたのは国内初。18日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
同ごみ処理場案件は、投資総額5200億ドン(約20億円)。面積12ヘクタール。ごみ処理能力は300t/日、石油燃料の生産能力は5~10t/日。また、その他の固形廃棄物から固形燃料や可燃性ガスなどを生産したり、ブロック材などの建設資材を生産する設備も設置している。
同市資源環境局のグエン・ディエウ局長は、同ごみ処理場の稼働により、廃棄物の90%を再利用でき、ごみ削減に大きく寄与するだろうとコメントした。