石油ディーラー最大手のペトロリメックス[PLX](Petrolimex)はこのほど、南中部沿岸地方カインホア省で計画準備中のナムバンフォン製油所案件から撤退する意向を表明した。
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撤退の理由として、資金力が限られており、案件を展開できないことが挙げられている。
PLXは2014年、JX日鉱日石エネルギー株式会社(現JXTGエネルギー株式会社、東京都千代田区)との間で、同案件への共同投資に関する覚書(MOU)を交わした。投資総額は約60億~70億USD(約6700億~7800億円)の見通しとなっていた。
両社はこれまでMOUに従い、コンサルタントを雇って同案件の実現可能性などを評価する研究を行ってきた。