地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下ビンファスト(VinFast)製の電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)は4日、南部経済連合協同組合(Lien hiep hop tac xa lien minh kinh te Mien Nam)との間で、EV5000台のリース・売買に関する覚書を締結した。

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　覚書によると、同組合は9～10月に第一弾として1000台の引き渡しを受ける。残る4000台は11～12月に引き渡される見通し。

　同組合は約5万5000人の組合員を擁する国内最大のタクシー組合。同組合では、運行中の全てのガソリン車を段階的にEVに置き換える戦略を取っており、GSMとの覚書はこの戦略を実施するためのもの。

　組合はさらに、車両の保守・メンテナンス・修理に関する環境整備の一環として、EV用の充電ステーションを設置する計画。なお、GSMは設立からこれまでの1年余りで、35以上の企業・団体のグリーン変革を支援してきた。