ビンEVタクシー、アプリ配信1年で5000万回の輸送実現

2024/04/16 15:38 JST配信
  • アプリ配信から丸1年で輸送5000万回
  • 配車アプリ市場シェアはグラブに次ぐ2位
  • 4月にラオス進出、25年に9か国に拡大

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製の電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)は、輸送サービス「サインSM(Xanh SM)」について、アプリリリースからの1年間(2023年4月14日~2024年4月15日)で5000万回の輸送を実現したと発表した。

(C)Bnews
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 GSMはEVや電動バイクの配車サービスだけでなく、宅配やレンタカーなどのサービスも手掛けている。GSMは現在、ベトナム全国36省・市でサービスを展開中。同社はこのほか、輸送業界のパートナー企業30社余りと事業提携し、企業各社のガソリン車からEVへの切り替えをサポートしている。

 ベトナムでのEV普及戦略に取り組んでいるGSMは、直近1年間の輸送距離が合計3億kmとなっており、環境への二酸化炭素(CO2)排出量5万2000tの削減に寄与したと推定される。

 なお、インドの調査会社モルドル・インテリジェンス(Mordor Intelligence)が先般発表したベトナム配車アプリに関する市場調査によると、2023年10~12月の売上高ベース市場シェアでは、シンガポール系「グラブ(Grab)」が58.7%を占めトップ。「サインSM」は18.2%で2位に立った。

 GSMは4月上旬にラオス市場進出を果たし、同国でEVタクシーサービスを開始。ラオスを皮切りに周辺諸国にサービスエリアを拡大し、2025年までに9か国でのサービス提供を目指す。

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[Bnews 10:15 15/04/2024 / VTC News 10:41 15/04/2024 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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