- 全長11.5km、高架2.6km・地下8.9km
- 投資総額約2170億円、当初比+80%増
- 日本政府「本邦技術活用条件(STEP)」適用
ブイ・タイン・ソン副首相は16日、ハノイ市都市鉄道(メトロ)2号線(ナムタンロン~チャンフンダオ区間)の投資方針の調整を承認する決定に署名した。
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決定によると、メトロ2号線は全長11.5km、うち高架区間が2.6km、地下区間が8.9km。高架駅は3駅、地下駅は7駅となる。
車両は4両編成の列車が10本、線路は軌間1435mmの標準軌で、バックトゥーリエム区スアンディン街区に17.5haの車両基地(デポ)を設ける。
投資総額は35兆5880億VND(約2170億円)で、当初に比べ+80%余り膨らんだ。このうち日本政府の「本邦技術活用条件(STEP)」に基づく国際協力機構(JICA)からの円借款が1670億7900万円、ハノイ市予算は5兆9160億VND(約361億円)。実施期間は2031年まで。
ハノイ市メトロ管理委員会(MRB)の代表は、「今後、総合コンサルティング業者を使ってプロジェクトの調整を行い、ハノイ市人民委員会の承認を取得して、2025年に建設に着手したい」と述べた。
メトロ2号線は交通の利便性を高め、環境保護に寄与するだけでなく、首都の観光と都市建築の発展にも重要な役割を担うとみられている。