- 1日の生産能力1000tの乳製品工場
- 第1期では1日当たり500tを生産
- 乳製品と健康志向ドリンクを生産
乳製品製造大手THミルク(TH Milk)は11日、ロシア西部のカルーガ州ボロフスク地区で乳製品加工工場の竣工式を開催した。竣工式には、ロシアを公式訪問したトー・ラム書記長やロシアのドミトリー・チェルニシェンコ副首相をはじめ、両国の政府関係者らが出席した。
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同工場の生産能力は1日当たり1000t。第1期では1日当たり500tを生産する予定だ。原料となる生乳は、モスクワとカルーガ州にあるTHミルクのハイテク酪農場から供給される。同社製ミルクは脂肪分4.0%、タンパク質3.2%とロシア国内トップクラスの品質となっている。
同工場では新鮮なミルクのほかに、スメタナ(サワークリーム)、ヨーグルト飲料、ケフィア、バター、チーズ、アイスクリームといった乳製品、さらには健康志向ドリンクなども生産する。
同社はロシア工場で生産するTHミルクの製品について、ロシア国内市場のみならず、BRICs諸国やアジア太平洋地域などの国際市場への輸出拡大を目指している。