- サファリパーク併設の遊園地が開業
- 敷地面積20haでベトナム北部最大規模
- バードパークやウォーターパークも併設

地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)は1日、北部紅河デルタ地方ハイフォン市ブーイエン島(dao Vu Yen)に北部最大規模となるテーマパーク「ビンワンダーズ・ブーイエン(VinWonders Vu Yen)」を開業した。
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同テーマパークは動物園を併設した遊園地で、敷地面積は約20haとなっている。超富裕層向け高級都市区「ビンホームズ・ロイヤルアイランド(Vinhomes Royal Island)」内に位置し、地元からの来場者は7月中旬に開通予定のブーイエン橋とホアンザー橋を渡ると、すぐに来園できる。高速道路やフェリーも整備されており、カットビー国際空港からの所要時間は15分で、他省・市からのアクセスも便利な立地となっている。また、ハイフォン市中心部からは電気バスも無料運行している。
「ビンワンダーズ・ブーイエン」の目玉は、敷地面積7haのサファリパーク。ここではベンガルトラやシロサイ、ライオン、カンガルー、キツネザルなど67種を超える希少動物2000頭近くを飼育している。また、1600羽以上の鳥を飼育する「バードパーク」と、子どもたちがかわいい動物たちとふれあうことができる「キッズズー」、広さ2haのウォーターパークなどを併設している。
遊園地エリアの「ウォリアーランド」と「フェアリーランド」では、約80種のさまざまなアトラクションを用意。神秘的なアマゾンとマヤ族にインスピレーションを得た「ウォリアーランド」では、スリル満点のアトラクションが楽しめ、牧歌的なおとぎ話の世界を再現した「フェアリーランド」は、子どもや家族連れが楽しめるエリアとなっている。