- 26年1月1日から適用の市内公示地価
- 価格基準区域を従来の区・郡から変更
- 環状1号線内の平均地価約151万円/m2
ハノイ市人民評議会は26日、2026年1月1日から適用される市内各地の公示地価を承認する決議を採択した。
![]() (C) thesaigontimes |
新たな公示地価表では、価格基準区域を従来の区・郡(2025年7月1日廃止)単位ではなく、全市を17区域に再編する。
このうち、中心部にあたる第1区域(環状1号線内の9つの街区:タイホー、ゴックハー、バーディン、ザンボー、オーチョズア、ホアンキエム、バンミエウ・クオックトゥーザム、クアナム、ハイバーチュン)が最も高額となり、道路沿いの最高地価は1m2当たり7億0200万VND(約415万円)に達する。
対象はディンティエンホアン(Dinh Tien Hoang)通り、ハンダオ(Hang Dao)通り、ハンカイ(Hang Khay)通り、ハンガン(Hang Ngang)通り、レタイトー(Le Thai To)通り、リートゥオンキエット(Ly Thuong Kiet)通りなどの主要商業エリアとなる。
環状1号線内の中心部の9つの街区の平均地価は1m2当たり2億5530万VND(約151万円)で、従来比約+2%増となる。
この+2%増の引き上げ幅は、環状2号線内の区域、環状3号線内の区域、環状3号線外・ホン川(紅河)右岸の街区などにも適用される。
一方、郊外の公示地価は大幅な引き上げがみられる。特に第9区域(7つの村:リエンミン、オージエン、ダンフオン、ホアイドゥック、ズオンホア、ドンソン、アンカイン)では、公示地価が最大+26%増となっている。同区域の最高地価は1m2当たり6470万VND(約38万円)で、平均地価は1m2当たり3040万VND(約18万円)となる。
公示地価は、◇土地使用料・土地譲渡税の算出、◇国営企業の株式会社化の際の資産評価、◇当局が国防・安全保障・公益の目的で土地を収用する際の立ち退き補償額の算出などの目的に使用されるもの。
不動産取引価格などが公示地価より低いと申告された場合、当局は取引の適法性を審査する可能性がある。税金・手数料は、公示地価で算定されることが原則となる。




)
)

免責事項
)
)

)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)