- 自動改札システムに生体認証を導入
- 航空分野での成功を受けて本格運用
- 26年2月までに既存の全路線で運用
ハノイ市の都市鉄道(メトロ)2A号線(カットリン~ハドン間)は5日、電子認証・生体認証・キャッシュレス決済を組み合わせた自動改札システムの本格運用を開始した。
![]() (C)Dau Tu |
2A号線を運営するハノイ・メトロ(Hanoi Metro)によると、生体認証は航空分野で大きな成果を上げており、すでに全国18か所の空港で導入され、1人当たりの手続き時間が3~5秒に短縮されて、混雑緩和や安全性向上に寄与しているという。メトロへの導入は、この成功事例を踏まえたもの。
同社は米クレジットカード大手ビザ(Visa)やタンロン・ソフトウェア(Thang Long Software)と協力し、既存の自動運賃徴収(AFC)システムのソフトウェア、制御基盤、データサーバー、マルチリーダーを大幅にアップグレードした。8月20日から試験運用を開始し、これまでの登録者数は7万0987人、利用回数は34万4014回となった。なお、新システムへの移行は11月18日までに完了している。
ハノイ・メトロは公安省と技術連携し、◇アプリ「ハノイ・メトロ(Hanoi Metro)」でのアカウント認証、◇電子身分証明「VNeID」へのチケット情報の同期、◇生体認証、◇電子決済対応などを実現した。
12月16日からはメトロ3.1号線(ニョン~ハノイ駅間)でも同システムを試験導入し、2026年2月までに2A号線と3.1号線で全システムの本格運用を目指す。




)
)

免責事項
)

)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)