世界三大ミスコンテストの一つ「ミス・ワールド」決勝大会に出場を予定していたベトナム代表のドー・ティ・ハーさんは23日、自身のSNSページで新型コロナに感染したことを明らかにした。
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ハーさんは、「本当なら今頃は帰国の途に就いているはずでした。長い間、家族や友人と離れ離れだったので再会する日を楽しみにしていたけれど、好ましくない事態になりました。PCR検査で陽性判定が出てしまったのです」とコメントした。
これにより、ハーさんは回復するまでの間、米国に留まることを余儀なくされ、クリスマスや正月を家族や友人と迎えることが出来なくなってしまった。幸い体調に問題はなく、早期の仕事復帰を目指して、まずは治療に専念したいとしている。
ミス・ワールド決勝大会は、米自治領プエルトリコのサンフアンで17日に開催予定だったが、出場者とスタッフの多くが新型コロナに感染したため、延期が決定していた。ハーさんは大会の延期が決まった後、プエルトリコから米国本土に移動。
ハーさんはプエルトリコ滞在中、4人の新型コロナ感染者と濃厚接触しており、このうちの1人であるバハマ代表のミスとは、抱擁やキスを交わしていたため、多くのベトナム人ファンがハーさんの感染を心配していた。
なお、大会は2022年3月16日に延期される予定。ハーさんはこの大会でトップ5に入ることを目標に掲げている。