ベトナム作家協会中央執行委員会は6日に開いた会議で、来年1月15~19日にハノイ市と北部クアンニン省で「ベトナム文学翻訳国際会議」を開催すると発表した。この会議には39カ国から約200人が参加する見込み。
ベトナムの文学作品を海外に紹介することを目的とした同会議は2002年に初めて開催され、約20カ国から参加者があった。この会議以降これまでに、ベトナムのおよそ30の文学作品が外国語に翻訳されている。
ベトナム作家協会のヒュー・ティン会長(詩人)によると、今回の会議では外国の翻訳関係者に▽ベトナム文学の全体像や特徴▽時代ごとの代表的な作家や作品▽最近の傾向や若手作家の動向▽著作権問題――などについて情報を得られるようなプログラムを組んでいるという。同協会はこの会議にあわせて、ベトナム語に翻訳された外国の文学作品や外国語に翻訳されたベトナム文学作品の書籍展覧会を開く予定。