ハノイ市科学技術局は15日に、同市中心部にあるホアンキエム湖に生息する大亀の保護をテーマとした国際セミナーを開催する。保護の方法や傷を負っているとされる亀の治療方法などについて議論される予定。11日付タインニエン電子版が報じた。
このセミナーには国内の専門家6~7人が招かれて発表を行うほか、外国の専門家や欧州亀保存センターも参加する。外国の専門家らのこの問題への関心は高く、自ら参加を申し込んだ人が複数いるという。
このセミナーに招かれているハー・ディン・ドク博士は、大亀の健康状態について発表する予定だ。亀が傷を負っていることについてははっきりした証拠がなく、専門家の間でも意見が分かれている。ドク博士はこのセミナーでそれを証明し、亀の早期治療につなげたいとしている。