労働傷病兵社会省と日本の国際研修協力機構(JITCO)は1日、日本で研修や技術実習を行ったことのあるベトナム人労働者40人との意見交換フォーラムを開催した。参加者全員がベトナムに帰国後、労働派遣会社や日系企業などで、管理者、技術責任者、日本語通訳などとして働いているという。またホーチミン市のいくつかの労働派遣会社によると、日本で研修を受け帰国した労働者は、月収400万~500万ドン(約2万7000~3万3000円)と比較的安定した収入を得ている。
JITCOは、技術を身につけた研修生がベトナムの経済発展に貢献しているとして、協力の結果を高く評価した。現在日本にいるベトナム人研修生は約2万人に上る。